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新しい観光のカタチ

観光需要の多様化

かつての観光(いわゆる旅行)は、晴れの日消費の象徴としてそのもの自体が目的でしたが、個人の価値観やライフスタイルが多様化した昨今、観光は趣味や自己実現など、生活を豊かにする手段と捉えられるようになっています。
また、働き方が多様化したことにより、ワーケーションという新しい観光スタイルもあらわれ、観光は特別なものではなく、より日常に近いものとなっています。

第2のふるさとづくり

観光庁は、国内観光需要の掘り起こしを目的に、「何度も地域に通う旅、帰る旅」という新たな旅のスタイルの普及・定着を図る「第2のふるさとづくりプロジェクト」を推進しています。自分のお気に入りの地域をみつけ何度も訪れ、その地域の魅力に触れる、いわば移住と旅行の中間にあるような観光スタイルです。

お気に入りの地域に何度も訪れて、地域の人々と交流し、その歴史や文化に深く触れ、地域の課題解決に参画することで深い関係性が生まれます。

地域の課題をともに解決

関係性の中で地域の課題や問題点を自分事として見つめ、地域住民とともに解決に向けて動き出す。その結果、その地域がより良くなり、さらに多くの人々を惹きつけていく。第2のふるさとづくりプロジェクトは、観光という枠を超えて、大きな可能性を秘めた取り組みになることを期待しています。

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